島田市大代 和式トイレ詰り修理

島田市大代 和式トイレ詰り修理
今回は和式トイレ詰り修理案件をご紹介します。詰り修理ですが、汚物や異物が詰まっている場所によって修理や使用機材が変わってきます。大まかにですが、詰まる場所として、便器の中か排水管かに分かれます。
便器の中での詰りの場合、大半がローポンプという機械で詰りが解消できます。稀に便器の中に携帯電話を落としてしまったとか、誤って生理用品を流してしまったというケースがありますが、この場合は便器の脱着を行えば異物を取り除く事ができます。しかし、便器を出た排水管内での詰りに対してはこれらの作業では詰りを解消する事ができません。
修理の方法として屋外の排水マスよりトーラーというワイヤーの機械か、高圧洗浄機という配管内の汚物を洗い流す機械を用いる事が一般的な作業となります。今回は高圧洗浄機を用いた詰り除去作業となりましたので、作業までの流れをご紹介します。
お客様より一階の和式トイレが詰まってしまったのですぐに来て欲しいと連絡がありました。朝の8:00です。どうやら当社の営業が始まるのを待ってくれていたようです。
2階にもトイレがありましたので待てたそうです。
点検の前にお家の方に細かい状況を確認したところ、以前からトイレをよく詰まらせてしまうとの事です。
3か月に一度くらいのペースでトイレが詰まりその都度、お家の方が市販のラバーカップを使い詰りを除去してきましたが、今回はラバーカップを使っても詰りが解消されない為、当社を呼んだそうです。
一応、念の為にご年配の方用のパットの詰りの可能性が無いか確認したところ、可能性は大いに有るとのご返答でした。
もし、ご年配者用のパットが詰りの原因だった場合、ラバーカップやローポンプでの詰り解消は非常に難しいです。
その場合、便器を外して直接便器の裏側から異物を除去する方法が一般的です。便器脱着作業の場合、通常の詰り除去作業に比べ、時間も費用も掛かってしまいます。お客様から情報を頂いた後以前から詰まりがよく起きるとの情報が気になりましたので外の排水マスを点検することにしました。蓋を開けてみると排水管内が汚物で一杯です。
この時点でほぼ便器側の詰りではなく排水管側での詰りということが解りました。
詰りの場所が解れば後は修理の方法です。今回はトーラーでは詰りを解消させる事が困難な状況でしたので、高圧洗浄機を用いての詰り除去作業となりました。詰りを除去した際、排水管の中から木の根っこが出てきました。老朽化した排水設備の隙間から木の根っこが入り込んでしまってそれが網の様な形となり汚水の流れを妨げていた様です。木の根っこを除去した後、今後またこれが原因で詰まりを起こしてしまう恐れがあるので、定期的に除去するようにお願いし、今以上に悪くなるようでしたら排水マスの補修かやり替え工事を行った方が良いですと伝え今回は作業終了となりました。