焼津市利右衛門 ローポンプ作業

焼津市利右衛門 ローポンプ作業
今回はローポンプを使っての洋式トイレ詰り修理案件をご紹介します。お客様よりトイレが詰まってしまったのですぐに来て欲しいと連絡がありました。平日の時刻は18:00過ぎです。当店は年中無休で営業しており、緊急時ならば営業時間が終了していてもお客様のご要望にお答えしますのでご安心下さい。
30分弱の最短の時間で現場に向かい修理を行いました。
修理の前に詰まってしまったいきさつの細かい状況を確認したところ、初めてトイレが詰まってしまったとの事でした。
いつも通りに使っていたところ、急に詰まってしまったのでとても驚いたようです。一応、念の為にご年配の方用のパットの詰りの可能性が無いか確認したところ、可能性は無いとのご返答でした。
もし、ご年配者用のパットが詰りの原因だった場合、ラバーカップやローポンプでの詰り解消は非常に難しいです。
その場合、便器を外して直接便器の裏側から異物を除去する方法が一般的です。便器脱着作業の場合、通常の詰り除去作業に比べ、時間も費用も掛かってしまいます。今回はパット系では無さそうでしたので、先ずは屋外の排水管側の詰りが無いか確認する為、屋外の排水マスの点検を行いました。蓋を開けて詰りが無いか確認しましたが、つまりは有りませんでした。便器側での詰りが濃厚となりましたので、ローポンプという道具で詰り抜きを試みてみましょうと作業に取り掛かりました。
ローポンプとは、水鉄砲の様な機械で便器内に水圧を掛ける事により汚物を強制的に押し出し詰りを取り除く機械です。早ければ1~2分程度で詰りが抜けます。又、ペーパー等の汚物なら大抵がローポンプで詰りが解消されます。しかし今回は一向に詰りが抜けません。今回は5分以上時間が掛かっています。もしかしたらペーパー以外の異物が詰まっているのかなと思っていた矢先、何か今までとは違う感覚がローポンプを使っている手に伝わってきました。粘り強くローポンプを使っていたらようやく詰りを抜く事に成功しました。
詰りの原因として恐らく、パットでは無く、便やペーパーだったのではないかと思います。しかし、結果的に通常作業で詰りを抜く事ができて良かったです。頻繁にトイレが詰まる原因は予測ではありますが、便器内のパイプに尿石が溜まり流れにくい状態であったり、ペーパーが2重の厚いタイプでしたので、便とペーパーを大量に流す事により詰りやすくなってしまうのではないのかと考えられます。対策として、備え付けの洗浄便座を使い、ペーパーの量を減らすとともに、ペーパーを1枚タイプのものに変更する事が有効になるのではないかと思います。